テーパーキャンドルの作り方 (2) 蜜蝋シートを使って

キャンドルの表面に模様を作るため、異なる色の蜜蝋シートを2枚使います。

模様を作る例として、「テーパーキャンドルの作り方 (1) 蜜蝋シートを使って」では、2枚のシートをカットした後、重ねたり、並べたりしてキャンドルを作りました。重ねたシートは、互いが「ずれることなく」ぴったりと貼り合わされた状態で、同時に巻くことが前提でした。

実際、蜜蝋シートを2枚重ねて巻き始めると、互いのシートが「ずれる」ことがあります。なぜなら、2枚のシートをしっかりと貼り合わせていないから…なのですが、貼り合わさないことで生じる「ずれ」がキャンドルの表面に模様を作ります。

赤色と黄色の蜜蝋シートを用意します。

赤色と黄色のビーズワックスシート

2枚を重ねて、台形になるようにカットします。

赤色と黄色のビーズワックスシートを重ねて台形状にカット

赤色のシートの上に芯を置きます。

重ねた赤色と黄色のビーズワックスシートの端に芯を置く

2枚同時に芯を巻き始めます。厚みがありますので、指の腹でしっかり芯に押し付けて接着します。

重ねた赤色と黄色のビーズワックスシート巻き始め

巻き始めた後、シートを裏返してみます。芯を置いたシートではない、黄色のシートがずれていることがわかります。

重ねた赤色と黄色のビーズワックスシート巻き始めを裏返してズレを確認

シートを元に戻して、再び巻き始めます。

重ねた赤色と黄色のビーズワックスシート巻く途中1

赤色と黄色のシートのずれが、斜めの模様を作ります。

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再び、シートを裏返してみると…斜め模様が連続しています。

重ねた赤色と黄色のビーズワックスシート巻く途中2

シートを元に戻して、2枚のシートを同時に、優しい押し加減で転がすように巻いていきます。自然に生じる「ずれ」の間隔を狂わせないようにするためです。

重ねた赤色と黄色のビーズワックスシート巻き終わり寸前

キャンドル表面全体に、連続した斜めの模様ができました。

重ねた赤色と黄色のビーズワックスシート巻き終わり完成

赤色と黄色のシートがずれる理由は、例えば、陸上競技のトラック競技で、内側と外側のレーンのスタートラインをずらす理由と似ています。陸上競技では、スタートラインをずらすことで、内側のレーンと外側のレーンの距離の違いを相殺しているわけです。

一方、蜜蝋シートの巻き始めを、スタートラインに例えると、内側のレーンに当たる赤色のシートと、外側のレーンに当たる黄色のシートは、同じスタートラインからスタートすることになります。

スタートラインをずらさない、すなわち距離の相殺を行わない上に、赤色と黄色のシートが同じ速度で巻かれるので、外側のレーンの黄色シートは、内側のレーンの赤色シートよりも遅れて巻かれることになります。シートが巻かれた距離の差が、シートのずれになります。

今回、使用した蜜蝋シートは、以下2種類です。

  • 蜜蝋シート黄/キャンドル材料芯あり(5枚で1セット)
  • 蜜蝋シートカラー赤レッド/キャンドル材料芯あり(2枚で1セット)

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